さらに、22日の『スッキリ』(日本テレビ系)で、極楽とんぼの加藤浩次が「吉本の上層部が変わらない限りは自分が辞める」と啖呵を切ったことに、太田は「こいつ、本当立派というか。あいつらを長く知っているから辛さもある」と同情気味のようだった。そして、ハリセンボンの近藤春菜がつらそうで、太田は「角野卓造を超えちゃってる顔。メガネかけて詰め襟で牧師みたいに見える」とボケていた。
今回の騒動の発端となった、20日に行われた雨上がり決死隊の宮迫博之と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮の会見について、太田は「芸人を黙らせようと思っちゃダメだよね」と述べ、22日に行われた吉本興業の岡本昭彦社長のボロボロの会見に対して、宮迫と亮の会見は「あいつらにとってはエピソードトークだから。毎日やっていることだから。テープがあろうがなかろうが話せちゃうんだよ」と評価し、「しかもちょっと盛るんだ」とボケのトッピングも忘れなかった。それでも「これが芸人のやらしさなんだ。Q&Aで台本で喋らせようとしたら反逆しちゃう。全精力をトークに注ぎ込むから妙なリアリティがあるんだ」と背景を語った。
これには、ネット上では「太田、しっかり芸人の実力を見ているな」といった声がある一方で、ダウンタウンの松本人志に関しては、固有名詞が一切出てこなかったため、「やっぱりこの話はいまだタブーかね」といった声が聞かれた。まだ事態は流動的と言えるだけに、今後の展開を見守りたいところだ。