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『消えた天才』に元平安・川口知哉氏が登場 プロ未勝利で引退の真相とは

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 4日放送の『消えた天才』(TBS系)に、1997年の夏の甲子園大会で平安高校(現:竜谷大付属平安)を準優勝に導いた女子プロ野球・京都フローラ監督の川口知哉氏が出演。

 当時ビックマウスといわれた発言や、ドラフトで4球団に1位指名されながらプロでわずか9試合の登板にとどまり、0勝に終わったことなどについて語った。

 まず、ビックマウスについては、記者に質問を煽られ、強気な回答を要求。それをメディアが誇張して書いたためで、本人は思っていないのだという。

 気になるプロ0勝で終わった理由については、当時所属していたオリックスの複数の投手コーチから、フォームについて全く違うアドバイスをされ、素直な性格だったため投球フォームに関する指示を聞き過ぎたため、投げ方を忘れてしまったのだという。

 本人曰く、「ずっと混乱しっぱなしだった」「自分の投げ方ができなくなっていた」「何回もフォームを戻そうとしたけど戻らなかった。甲子園が100だとしたらプロでは1」。そして番組は「川口氏が消えたのは実際、プロ入り後コーチにフォームをいじられたから」と結論づけた。

 この内容に、当時のオリックス首脳陣に怒りの声が爆発。「今も昔も育成能力がない」「今も高卒ルーキー潰している」など。猛批判を浴びせている。

 「トルネード投法の野茂英雄氏が近鉄バファローズに入団する際、条件としてフォームを改造しないよう仰木彬監督(故人)に確約を取り付けたことは有名な話です。

 当時のオリックスも仰木監督でしたが、残念ながらコーチには仰木イズムが浸透していなかったようです。川口氏のようにフォームをこねくり回され、アマチュア側からクレームが入ることもあります。

 プロのコーチはダメなら他の選手がいると考えている。なので、基本的にアドバイスに責任を持っていないんです」(野球関係者)

 安易にフォーム改造を進言するような監督に出会ってしてしまい、ダメになる選手は多数存在している。「上司と親は選べない」と言うが、野球選手はコーチとの出会いも重要なのかもしれない。

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