第10話は、1歳8カ月であるにもかかわらず、2回も骨折している赤ちゃんを巡り、その原因を突き止めるというストーリーが描かれた。
第4話を除いて2ケタ視聴率をキープしつつ、後半になって大きく視聴率を伸ばした本作だが、視聴者からはある要望が出ているという。
「唯織(窪田正孝)が幼少期から想いを寄せていた杏(本田翼)にいまだ恋をしているという設定はあるものの、基本は医療ドラマである本作。これまで恋愛要素がほぼ描かれていないこともあり、視聴者からは『このまま恋愛要素は発展しないで終わってほしい』『変にキスシーンとか作らないでこのままの関係性でいて』といった声が出ているようです。月9枠といえばかつては恋愛ドラマの王道と言われていたものの、近年恋愛ドラマは息をひそめ、職業モノが主流に。その背景にはこのように、恋愛ストーリーを歓迎しない視聴者層の存在があるようです」(ドラマライター)
“恋愛要素が少ない職業モノ”という特徴のほかにも、本作が人気となった要素があるという。
「医療モノで真っ先にイメージするのは外科の手術シーンですが、本作でメインに描かれているのは放射線技師。手術シーンはほぼなく、それが『週明けに見るのにちょうどいい』といった意見も生んでいるようです。また、総合病院が舞台となっているため、学閥のギスギスとした雰囲気がなく、悪役もいないことから『ストレスなく見れる』という意見も。安定した人気を誇っているだけに、『映画化待ったなし』『これ絶対続編作ってほしい』という声も多く寄せられています」(同)
いよいよ最終回となる次週。どのような結末を迎えるのだろうか――。