秋季キャンプ第2クール2日目
▽8日 高知・高知市東部野球場
高知市東部野球場で行っているオリックスの秋季キャンプ第2クールは8日、2日目に入った。
今回の高知には若手の野手19選手が参加し、毎日バットを振り、守備や走塁にも力を入れて汗を流している。
この日の午後にはランナーがいる想定でのチーム打撃と走塁練習が行われたのだが、西村徳文監督は「やっぱ精度を上げていかないと、取れる1点も取れなくなる。『防げる1点を与えてしまうんじゃないかな』という内容ですよね。チーム力を上げていかないと、他のパ・リーグのチームには太刀打ちできないですよ。しょうもない点をいかに取り返していくかを一緒に考えていくしかないですよね。全てにおいてやることが多い」と厳しい表情で語った。
また若手のアピールについて「まだまだ足りないですね。遠慮してるようじゃダメですよ。もっと声を出してアピールしないと。ポジションは空いてるわけですから。優しい選手が多い」と叱咤。ビジュアル面も含めて猛アピールしている西浦颯大については「アピールしてますね。西浦に限らず、もっと他の選手もアピールしてもらいたい」と奮起を促した。
投手と野手を分けた今回のキャンプについては「自分が選手を把握できたのが一番の収穫」とし、「使える使えないも含めて、まだやらなきゃいけないものはあるけど、自分が見られたのは良い試みだったと思います。まだ半分以上ある中でここまでは良かったんじゃないかなと思います」と、秋季キャンプの前半を振り返っている。
オリックスの秋季キャンプは20日まで。投手陣のキャンプ地は大阪・大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲サブ球場)。なおウインターリーグ参加組は、今クール終了後に帰阪する予定だ。
(どら増田)