◎ピオネロ
金曜日からの降雪、降雨の影響で道悪での競馬になりそうだ。
春のクラシックももうそこに近づいているだけに、ここから始動するイスラボニータと1勝馬ながら大器との評判が高いサトノアラジンの一騎打ちを期待したのだが、イスラが休み明け、一方のサトノは道悪には不向きとされる大トビ…他の馬にもつけ入るスキは十分にありそうだ。
まず取り上げたいのがピオネロ。2か月半ぶりの実戦となった前走・京成杯(4着)ではプレイアンドリアルに完敗だったが、コーナーリングに不器用なところを見せながらも0.5秒差まで追い上げている。一叩きして2勝目を挙げた東京に替わるのは大きなプラス材料。躍進が期待できる。
秋の東京マイルで2連勝し朝日杯でも6着に健闘したショウナンワダチ。1F延長の今回は春競馬への試金石となるが、マイル路線へ進むにしてもここで大きく崩れるわけにはいかない。
直前の調教で動きが目立ったのがマイネルフロスト。前走同様に緩んだ馬場となりそうだが、体調の良さで踏ん張りがききそうだ。
【馬連】流し(8)軸→(2)(3)(6)(11)
【3連単】フォーメーション(6)(8)(11)→(3)(6)(8)(11)→(2)(3)(6)(8)(11)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。