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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/15東京・2/16京都)

 先週は大雪の影響で東京開催が中止、代替競馬となり、注目馬としてピックアップしたネオリアリズムは、その影響か感冒により出走取り消しとなった。京都開催は通常通りおこなわれ、注目馬・メドウラークは、まずまずのスタートを切ると7、8番手の位置取り。道中は行きたがる素振りを見せるものの、鞍上が上手くなだめ向正面で折り合いが付く。3、4コーナー中間からじわじわとギアを上げ始め、直線に入り追われると、重心を下げ加速し、上がり3ハロンメンバー最速の35秒5の脚を使うも届かず2着。余裕残しの仕上がりでこれだけの脚が使えるのだから素質は確か。すぐに順番がくるだろう。

 今週の東京デビューの注目馬は、2月15日(土)第2Rダート1400m戦に出走予定のゴールデンドラゴン。馬名の由来は「父名より+冠名、黄金のドラゴン」。牡、鹿毛、2011年2月11日生。美浦・久保田貴厩舎。父ステイゴールド、母グリーティングス、母父Rainbow Quest。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は窪田康志氏。2012年セレクトセール1歳市場において3045万円で落札された。半兄に04年札幌2歳S(GIII)や05年共同通信杯(GIII)を勝ったストーミーカフェ(父アドマイヤベガ)がいるが、ダートで2勝を挙げているベストリガーズ(父ネオユニヴァース)や、近親には門別、南関東で5勝を挙げ、全日本2歳優駿(交流重賞JpnI)や東京ダービー(SI)で2着に入ったジェネラルグラント(父ロージズインメイ)がおり、母系にはダートでの活躍馬が多い。本馬は筋肉ムキムキというタイプではなく、如何にも芝向きといったシルエットではあるが、繋ぎはやや硬めの印象で、まだトモに緩さがある。キレよりは長く良い脚を使うタイプ。蹄には厚みがあり道悪は得意そうだ。胴伸びが良く長めの距離が良さそうで、今回の1400m戦では距離不足だろう。ダートより芝という印象を受けるが果たして。なお、鞍上には田辺裕信騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、2月16日(日)第5R芝1600m戦に出走予定のプリモンディアル。馬名の由来は「世界一の賞(仏)」。牝、鹿毛、2011年2月13日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母フレンチバレリーナ、母父フレンチデピュティ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は寺田千代乃氏。2011年セレクトセール0歳市場において4200万円で落札された。近親には96年日本ダービー馬・フサイチコンコルド(父Caerleon)や、09年皐月賞馬・アンライバルト(父ネオユニヴァース)、07年皐月賞馬・ヴィクトリー(父ブライアンズタイム)、半兄にはダートで4勝を挙げたスーブルソー(父ネオユニヴァース)と活躍馬がズラリ。本馬は小柄ではあるが如何にもマイルが良さそうな馬体をしており、繋ぎは程良い長さ。トモや飛節、筋肉の質からバネがあり、キレで勝負するタイプだろう。調教は入念に乗り込まれ、最終追い切りでは軽快なフットワークで坂路を駆け上がっており、仕上がりに不安なし。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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