16年12月に単発ドラマとして放送され、18年4月期に連ドラ化。ヒロインに吉田鋼太郎、ライバルに林遣都という異色っぷりで人気を博し、深夜ドラマながら社会現象レベルの人気に。今年8月には映画化も果たし、満を持してシーズン2を迎える。
しかし、新シーズンは正確には続編ではなく、職場も関係性も一新した「パラレルワールド」になるとのこと。しかし、前作ではメインキャストだった林が降板し、新たに千葉雄大、戸次重幸がキャスティングされたが、ファンからはブーイングが集まっているという。
「シーズン1放送中から吉田演じる黒澤派、林演じる牧派に分かれていましたが、林の降板で一部の牧派が反発。発表後、公式ツイッターには、『続きが見れればなんでもいいわけじゃない』『絶対見ない』『ファンに対する裏切り、暴挙』など、牧派や前作の世界観を愛するファンから批判の声が殺到する事態になっています。また、一部では、11月1日の牧凌太の誕生日に、新聞広告にお祝いメッセージを載せようとクラウドファンディングを立ち上げたファンも。これには『新シーズン始まるのに営業妨害レベル』『新しい仕事してる林遣都にも、新シーズンに取り組んでる田中圭にも失礼』との苦言が噴出しています」(ドラマライター)
当初、「続編も映画化も予定はない」としていたテレ朝側も反応せざるを得ず、映画化、シーズン2と来たが、納得できないファンも多い様子。一方、ある懸念の声も寄せられている。
「単発ドラマも一部で話題になりましたが、連ドラ版のような爆発的人気は得られず。今の人気を獲得できたのは、林の演技力やキャラクターも関係していたことは明らか。降板したのは、現在朝ドラに出演中の林が『おっさんずラブ』の色が付きすぎるのを嫌ったからとも言われていますが、『林遣都なしで同じ人気を取ろうとするのは無理がある』『大部分のファンを落胆させて挽回は難しいのでは?』との声も。林なしでも数字が取れると判断し、ゴーサインを出した制作側の考えが甘いと指摘する声もあります」(同)
とはいえ、牧ももともと単発ドラマにはなく、連ドラから出てきたキャラクター。「パラレルワールドとして世界が一新されたらいなくなっても不自然じゃない」と、「暴挙」と批判する一部ファンに疑問を投げかける声もあったものの、暴走はまだまだ収まらないようだ――。