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藤川京子の今日この頃 「下町は雰囲気が良い」朝日杯フューチュリティステークス

 私は、思うのです。この大宇宙に、大豆の豆にも満たない大きさの銀河の中にある、埃でも大きすぎる気がする太陽系に属する地球に、どれだけの価値があるのか分かりませんが、そこに、浅草と言う下町があります。下町情緒があるのが受けているのか、外国人の観光スポットになっています。今では、見かけなくなった駄菓子屋さんもあります。ちょっと前より最近の方が活気が出てきています。

 そんな今日この頃、皆さんは、アサクサゲンキという馬がいるのを知っていますか。今週の朝日杯フューチュリティステークスという2歳限定のG1レースに出走するのです。浅草とどんな関係があるのか分かりませんが、江戸っ子としては気になる名前です。このレースには、他にも地名に因んだのか分かりませんが、イシマツやタワーオブロンドン、地名ではありませんが、新天地もありならフロンティアという名の馬達が出走します。

 でも、ご当地合戦ではありません。人間で言えば中学生ぐらいの運動会ですが、この中にはオリンピック級の馬がいる可能性が高いので侮れません。何れ、海外レースにも挑戦する馬も出て来ると思います。

 アサクサゲンキやタワーオブロンドンは優等生で、イシマツは転校生といったところでしょうか。しかし、若い2歳戦と言ってもG1レースなので、他にも優等生いますし、まだ本気を出していない馬もいると思うので、ここで真価が問われる戦いなのかもしれません。

 過去の結果を見てもよく荒れるレースです。しかも、馬場が湿っているレースばかりを走って来たダノンプレミアムやステルヴィオ等は、良馬場で走ったらもっと速く走れる可能性が高いので、ここが初めての本番です。そうなると少し手広く構えた方が良いかもしれませんし、リオデジャネイロ、ブラジルの政治家で、軍人で功績のある名前に因んだのかは定かではありませんが、カシアスもいい末脚を使うんです。

 アサクサゲンキ、タワーオブロンドン、ダノンプレミアム、ステルヴィオ、カシアスに注目しています。宇宙から見れば小さな戦いですが、馬と言う種族としては今後の繁栄に繋がる大一番なのかもしれません。

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