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芸能界斜め斬り SMAPと長沢まさみに頼る『紅白歌合戦』の末期的症状

 今年も『紅白歌合戦』のシーズンがやってきた。斜陽の紅白がどこまで視聴率をアップできるか、土壇場に追い詰められた紅白の試金石が待っている。
 昨年の紅白視聴率は、関東地区で第1部が30.6%、第2部が39.8%だった。第1部は90年と同率で過去最低、第2部も04年の39.3%に次ぐ低さ。ちなみに関西地区は第1部が28.5%で過去最低タイ、第2部が37.6%でワーストを記録している。
 05年は「視聴率アップ」を至上命令にみのもんた(62)を投入して第一部は42.9%と一時的に盛り返したが、長期低落傾向に歯止めはかかっていない。この数字を見る限り、紅白はすでに国民的番組に程遠い単なるイベント番組に成り下がっているのが現状だ。
 今年は「35%を切るのは間違いない」といわれているが、それでもNHKは紅白にぶら下がろうとする。それは、今でも受信料対策としての意味あいが強いからだ。
 その低視聴率の打開策として打ち出されているのが、女優の長沢まさみ紅白司会抜てき。長沢は番組司会の経験はないが、若手女優の中では断トツの人気と知名度を誇り、フレッシュで清楚な印象が決め手。これは沢尻エリカへの反動ともいえ、沢尻の蛮行によって彼女の存在がさらに増している。

 白組司会者にはSMAPの名前が浮上。メンバーの中居はすでに司会を務めており、SMAPは昨年の紅白の瞬間最高視聴率の48.8%をたたき出した紅白のエース的存在。SMAP登場時の視聴率は47.1%。瞬間で48%を超えた歌手はほかにおらず圧倒的な“強さ”を見せつけた。NHKとしては、三顧の礼で迎えたいグループで、紅白の浮沈はSMAPが握っているといわれるほど。
 昨年の紅白ではDJ OZUMAが裸に見える衣装の女性ダンサーを登場させてひんしゅくをかい、ロイター通信は世界に打電、ニューヨークタイムスが報じたほど末期的だった。メンバーはNHKに謝罪文を提出しているが、それほど今の紅白は“ユルフン”になっている。それだけに今年の目玉出演者は、慎重に出演交渉が行われている。
 その目玉になっているのは矢沢永吉とBZ。矢沢は条件次第といわれているが、団塊世代対策として矢沢の出演は、NHK最後の切り札といえよう。またBZは、なんといっても日本のレコード史上最高の売り上げを見せたグループ。しかしこれまでテレビ出演さえ難色を示してきたグループだけに「はい、そうですか」と簡単にOKを出したら逆にファンが許すまい。NHKとしては理想論にしか過ぎない。
 それにしても『紅白歌合戦』そのものの使命は完全に終わっている。9時からの2部は40%近い数字を残したが、1部はかろうじて30%。1部、2部の視聴率を平均すると実質的には30%半ばの視聴率に成り下がっている。
 前述のOZUMAのような際物タレントとお笑いタレントに話題を求め、さらに毎年の目玉はゲスト出演者という有様。そう考えると、今年はレッドソックスの松坂や岡島、さらにイチロー当たりの大リーガーの出演交渉に話題が集中するだろう。それほど『紅白歌合戦』の中身は薄くなっている。逆に夏の『紅白歌合戦』と呼ばれている「思い出のメロディー」のメンバーをみると、よほど出演者の顔ぶれは充実している。
 結局今年もSMAPに北島三郎、五木ひろし、そしてヒット曲のない小林幸子と美川憲一の恒例の衣装対決程度の話題。いっそのこと夏の紅白のメンバーと入れ替えたほうが充実している。

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