総合司会は同局の有働由美子アナ(46)と黒柳徹子(82)、白組はV6の井ノ原快彦(39)がはじめて担当。一方の紅組は女優、綾瀬はるか(30)が2年ぶりとなる2度目で担当する。
そんな中、注目は綾瀬はるかだ。前回担当したのは2013年。リハーサルの時点から、所属事務所の先輩である和田アキ子に、「あいつは本当に天然ですから…」と心配され、人名や歌の名前を間違えるミスを連発。
「リハーサルで最後の得点ボールを数える時に、客席に向かって投げていたのですが、“もっと思いっきり投げて!”と指示され、勢いをつけて投げた真上に上がったボールは、真後ろにいた北島三郎の近くに落ちました」(取材した記者)
そうして本番。「NHKホールが生きてるみたいですね」とナゾの言葉からスタートした司会は、NMB48を噛みまくったのを皮切りに、段取りを忘れたのか突然、沈黙することも。そんなグダグダの司会の中、なぜか、毎年多くの司会者が苦戦していた“きゃりーぱみゅぱみゅ”だけは、しっかりと噛まずに言えたところが面白い。
「紅白の司会で求められることは、完璧に台本通りにすすめること。そんな中、ある意味でもっとも印象に残った」(芸能ライター)
記者会見では、「いろんなことに臨機応変に楽しんで、歌手の皆さんのパフォーマンスを見守ることができればと思います」と話した綾瀬。果たして司会者として成長した姿を大晦日に見せることができるのか、それともある意味で多くの視聴者の期待に応えてしまうのか、注目だ。