フェザー級初代王者を見据える所。来場していたライバル、山本“KID”徳郁の前で力を見せたかったが、1R開始早々にカウンターのヒザ蹴りでグラつかせながらも、逆に右ストレートから連打をもらいピンチに。2Rでもスタンドで優位に立ったとはいえ、決め手を欠き結果は3-0の判定勝ち。完勝とは言い難い内容となった。
所自身も内容には納得がいかない様子で「とりあえず勝てたってことで、首の皮一枚つながったって感じです」。63kg契約とあって初の減量に挑戦したが、「前田(日明)さんや和田(良覚)さんには直前に落とせって言われたんですけど、ちょっとダメでしたね」と思いのほか苦しんだ。
「(KID戦に向けて)アピールできなかったので、勝ち続けて挑戦したいです」。フェザー級に転向した所は減量とも戦っていかねばならない。