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DeNA、正捕手・伊藤光が離脱も…チームのピンチは嶺井が救う!

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嶺井博希

 6年目キャッチャー、嶺井博希。昨年シーズン中にトレードでベイスターズにやって来た、伊藤光の攻守にわたる活躍の影に隠れることの多くなった今シーズン。開幕当初は、亜細亜大学の後輩のストッパー・山崎康晃がマウンドへ上がると、気心の知れた嶺井が、リリーフキャッチャーとして起用されることもあった。また、同じ南国沖縄出身のサイドハンド右腕・平良拳太郎が先発の際は、お互いの事を熟知しているとの理由で、バッテリーを組むことが、言わばお約束になっていた。しかし、徐々にその場さえも伊藤光に奪われる結果となり、嶺井の出場機会は伊藤の休養日に出場するなどに限られてしまっていた。

 だが、7月30日の試合中にファールチップを左薬指に当てた伊藤光が、剥離骨折の診断を受け登録抹消となってしまった。その影響もあり、31日のゲームで先発マスクを被った嶺井は、先発ピッチャー・濱口遥大を好リードで引っ張り、5回表には自分のミスでピンチを拡げてしまうエラーもあったが、その裏に「自分のミスを濱口が抑えてくれたので、なんとか打撃で取り返したかった」との思いから、レフトスタンドへ貴重な1号ホームランをかっ飛ばし、久々に豪快な“歌舞伎投げ”も見せた。試合も宮崎敏郎のサヨナラヒットで劇的勝利を上げ、夏の一大イベント「YOKOHAMA STAR NIGHT 」に花を添えた。

 嶺井のスタメン出場時は、6連敗中と結果が出ていなかったが、この日は4人のピッチャーをリードし、スワローズ打線を3失点に抑えチームを勝利に導いた。打って守って本人にとっても貴重な勝ち星となっただろう。

 2016年にCSでファーストステージを勝ち抜ける決勝打を、ルーキー時代も交流戦でサヨナラヒットを放つなど、ファンの記憶に残る一打を度々魅せてくれる男。伊藤光の全治は今のところ不明なだけに、嶺井の存在はなおさら貴重になってくる。「なんくるないさ」の本当の意味は、「努力すればいつかいい日が来る」だという。沖縄出身の嶺井に、今こそこの言葉が当てはまる。

取材・文・写真 / 萩原孝弘

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