2・6後楽園大会で外敵王者に挑戦が決定した。全日プロがメーンに組んだとあって、ジュニアのエースに懸かる期待は大きい。カズ自身も「僕が(外敵政権を)止めたい。(ベルトを)取り返したいって気持ちが強い」と不退転の決意だ。
タイトルマッチ決定後、練習以外の時間はすべて丸藤戦のイメトレに注いでいる。過去のDVDをチェックし、弱点などを研究してきた。なかでも「自分の体を最大限に生かした技なんで、不知火だけは食らわないようにしたい」と丸藤の必殺技を警戒。何度もVTRを繰り返し観て、「今は言えないけど、食らわない自信はある」と不知火封じの対策を完成させた。
満を持して至宝奪還を目指すカズは、数々の強豪をマットに沈めてきた不知火を完封し、外敵政権に終止符を打つ構えだ。