1月には富山県、2月には新潟県と毎月のようにダイオウイカが水揚げされており全国的なニュースとなっている。
2月からはダイオウイカをはじめとする深海魚たちの形をあしらった靴下やオリジナルグッズが多数発売されており、まさに日本全国「ダイオウイカブーム」とも言うべき現象となっている。
現在、ダイオウイカが水揚げされる原因として考えられているは日本海の水温低下などのほか、さまざまな要因があるとのことだが、一部では「地震の前兆か?」とも「天変地異の前触れか?」などのオカルト的な見地からも研究が進んでいる。ダイオウイカの研究はこれから春にかけてさらに進んでいくと思われる。
右の写真はオカルト研究家・作家の山口敏太郎氏が都内の某博物館内で撮影した「ダイオウイカ」の写真である。
身長は5メートルほどであり、間近で見るとかなり迫力があるがダイオウイカとしては普通のサイズであるという。
ダイオウイカは古来よりUMA、または伝説の怪獣として認知されており、聖書には「リヴァイアサン」(海の悪魔)として描かれているほか、ギリシャでは「クラーケン」として舟を沈ませる巨大生物として記録が残っている(「リヴァイアサン」の正体=巨大イカは最近の研究によって進められている新説である)。
ダイオウイカがこのような「海の悪魔」「人に被害をもたらす怪獣」として描かれた背景には今回の事件のように生きている姿が目撃されたわけではなく死体のみが浜辺に水揚げされていた背景にある。
実際、クラーケンはイカやタコとしての姿の他に過去にはクラゲやザリガニ、海蛇といった姿も描かれている。
ダイオウイカが生きている姿はなかなか写真やビデオに撮影されず、生きている姿が撮影されたのは21世紀になってからのことであり、生態についてはまだまだわからないことは数多い。
そのためか、ダイオウイカは怪しい写真も数多く、先日インターネットで拡散された40メートル強のダイオウイカ写真はフェイクであったと東京スポーツ紙で紹介され山口敏太郎氏も「出オチのオカルト写真」とコメントした。
山口敏太郎事務所はダイオウイカのロマンを残しつつ、今後もこのブームを静かに見守りつづける予定である。
(山口敏太郎事務所)