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ビッグフット発見報道は共和党の策略か

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画像はイメージです。

 オリンピックで世界中の注目が中国・北京に集まる中、米ジョージア州で長年、存在が噂されながら実態においては全くの謎とされてきたUMA界のスーパースター、ビッグフットの死体が発見されたという驚がくのニュースが発表された。

 ビッグフットとは、身長2m以上の全身を毛に覆われたサルと人間のあいだの猿人とされている。1960年代から多数の足跡発見や目撃情報が報告され、一時は世界中なブームとなった。各国の調査隊が大規模調査を決行するなど世界的に有名なUMA(未確認生物)として多くの人に知られてきた。
 しかし、その存在を証明する精度の高い情報は一つも確認されておらず、最近では、架空の生物として語られることのほうが多かった。ただ、2人のアメリカ人男性が発表した今回の情報は、信頼度の面でこれまでの情報とは一線を画している。
・ビッグフットと思われる謎の生物の死体を確保。
・その死体を専門の研究機関にゆだねDNA鑑定をする。
・その謎の生物の死体の側には同じような生き物が数体確認された。
 と実際に謎の生物存在の証拠を確保しているというのだ。
 このニュースにアメリカのメディアは色めきたった。発表会見が行われたアメリカの片田舎の小さな街には、CNNをはじめ120人もの報道陣が殺到。ビッグフット発見のニュースはオリンピック関連報道を押さえ連日トップで報じられたが…。
 「確かに最初はビッグフットの発見か!と騒然となったよ。けれどもメディアに公開されたのは、冷蔵庫に入れられたビッグフットと思われる生物の死体の写真だけ。いくら要求しても実物は公開してくれない。今じゃ多くの記者が捏造を疑っているよ」と、事の顛末に懐疑的な意見を述べる関係者が圧倒的に多いというのだ。
 降ってわいたビッグフット騒動は、米メディアを巻き込んで打ち上げ花火のように終息を迎えようとしている。
 一方でアメリカの陰謀史に詳しいある専門家は、この騒動の陰で意外な恩恵を受けている人物が存在することを指摘する。
 「共和党の大統領候補ジョン・マケイン氏です。放送局によってまちまちではありますが、このビッグフットのニュースの前後に、圧倒的不利が予想されていたマケイン氏が世論調査で民主党の大統領候補バラク・オバマ氏をポイント数で上回ったというニュースが流れています。北京五輪でアメリカは中国に次ぐ2位の金メダルを取りましたが、水泳のマイケル・フェルプス以外はスター不在のオリンピックになってしまった。特に後半の陸上トラック競技では、ジャマイカを筆頭とする新興勢力の圧倒的なポテンシャルの前に屈してしまいました。米国民を引き付ける大衆的なニュースとしてオリンピックは機能していなかったのです。そこに、降ってわいたビッグフットのニュース。陰謀と判断するには時期早詳ですが、ビッグフット報道のおかげでお茶の間の興味がニュース番組に集まりました。それに相対してマケイン氏有利の事実が効率的に広まったのは事実なのです」
 さらに、この専門家は、このようなメディア戦略はアメリカ共和党が最も得意とする方法であることと、ビッグフットのニュースに何らかの巨大な意志が働いていることを示唆した。

(写真=ビッグフットと思われる謎の生物の死体)

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