「梨元さんはいい意味でほかのリポーターと一線を画し独自のスクープを連発。その“スクープ至上主義”を貫いたため一時代を築くことができた」(週刊誌記者)
では、追悼コメントを出したリポーターたちとの関係はどうだったのだろうか?
まず、「みんなが乗って仲が悪いと楽しんでいたけど、現場ではいつもくだらない話をしてた」と、長年の不仲説を否定した前田忠明リポーター。
「本当に不仲。現場で会ってもまともに会話しているのを見たことがない。梨元氏が最も嫌うタイプのリポーターだった」(女性誌記者)
「僕の師匠であり仲人。梨元さんがいなければ今の自分はいない」と力説していたのは井上公造リポーターだが、「井上リポーターはスポーツ紙記者を経て梨元さんの事務所入り。取材方針がぶつかり、梨元さんの元を離れた後、様々な不利益を被った時期もあった。井上リポーターの事務所には数人のリポーターが所属しているが、井上リポーターも含め体調を気遣い、誰もお見舞いに行かなかった」(芸能記者)
梨元さんと同じ歳で、「現場にこだわり、最後まで現役として発信し続けた姿は、“つたえびと”としてたたえたい。素直に腹を割って、語り合えたらもっと違う交流ができたのに」とコメントしたのは武藤まき子リポーターだが、業界内で大ひんしゅくを買っているという。「『つたえびと』は武藤リポーターが今月発売したエッセイのタイトル。梨元さんの死に便乗して自著を宣伝するのはやりすぎなのでは。会見ではいちいち質問が長いので、現場では梨元さんに怒鳴られていたこともあった」(芸能記者)
天国の梨元さんは各リポーターのコメントをどんな思いで受け止めているのだろうか?