マットは「脚本を読む際、特に注意するのはその暴力シーンが映画の中で必要か否かを検討することです。暴力は人々に強い影響を与えます。だから不必要な暴力シーンは演じたくないのです」と語っている。マットといえば戦争映画「プライベート・ライアン」やスパイスリラー小説が原作の映画「ボーン・アイデンティティー」また「ディパーテッド」など暴力シーンが続出する映画に何度も出演している。
マットは映画のストーリー展開に困って挿入する暴力シーンが“不必要な暴力”で、映画の中の暴力シーン全般を否定しているわけではない、と言いたかったようだ。自身も脚本家として活躍しているだけあって、作品選びの目も厳しいのかもしれない。
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