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F1名門チームのロータスが今年は複数参戦

 F1界で「ロータス」と聞けば誰でも、往年のF1界の名門であるイギリスのロータスを思い浮かべることであろう。かつてアイルトン・セナといった天才レーサーも、ロータスに所属していた。日本人初のF1ドライバーである中嶋悟も、ロータスでデビューしていたのだ。ロータスはコンストラクターズタイトルを7度も取った名門チームである。古いマニアには、ロータス78の活躍が脳裏に浮かぶはずである。

 俗に、ロータス最後の輝きはセナの加入していた頃だと言われている。アイルトン・セナは1985年から1987年までの3年間、ロータスにて活躍した。セナはロータス時代に6度の優勝を遂げ、後にセナの定位置となったポールポジションを16回も獲得している。

 セナは、後のマクラーレンでの黄金時代の礎をロータス時代に築いたのである。そんな名門ロータスも、1994年からはチームの不調もあり、F1から撤退をした。

 ところが昨年=2010年のF1界に、突如名門ロータスが復活した。チーム・ロータスを名乗るマレーシアの実業家トニー・フェルナンデスが代表となり、かつての名門ロータスの使用承諾を得るに至ったのである。しかし、このチームはロータスとの関係はない。

 そして2011年、ロータスの本家であるグループ・ロータスが正式にF1に参戦した。

 ここに突如、F1界に二つのロータス名を持つチームが存在することとなったのである。グループ・ロータスはフェルナンデスに与えていたロータスの名称の使用を取り下げたが、フェルナンデスはグループ・ロータスの管理外にあったチーム・ロータスの権利を獲得し、今期のF1にチーム・ロータスとして参戦している。これに異を唱えるグループ・ロータスは、「ロータスという名を冠するのはグループ・ロータスだけだ」として、現在訴訟中である。

 ちなみにグループ・ロータスは名門ルノーと組んでロータス・ルノーと名乗り、緒戦のオーストラリアGPでは3位に入る結果を得た。

 今年のF1界は、名門ロータスの名を冠する2チームの争いに、ファンの注目が集まっていると言えよう。
(藤原真)

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