その中でも一番の素質馬として注目されるのがダイワスピリット(牝、父ダンスインザダーク=栗東・松田国厩舎)だ。
母は1998年の桜花賞2着馬ロンドンブリッジ、姉は2004年のオークス馬ダイワエルシエーロという超良血。今週の追い切りでは芝コースで5F67秒8と軽快な走りを披露している。
「ケイコでは実に力強い走りをしている。姉にも負けない素質を持っているので、うまくそれが開花すれば楽しみ」と名トレーナー・松田国師の期待も大きい。安藤勝騎手を背にデビュー予定だ。
最終日(日)の芝1400m戦ではヘヴンリーヘヴン(牡、父ダンスインザダーク、母エブアド=栗東・小野厩舎)が初戦突破を狙う。
23日には芝コースで6F78秒8と上々の動きを披露。ケイコをつけた河北騎手も「馬っぷりが良くていい走りをする。将来的に楽しみな一頭」と高い評価を与える。本番は武豊騎手を背にデビュー予定だ。