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ラジオNIKKEI賞 藤川京子 モンテクリスエスが成長ぶりを見せるわよ!

 あす6日の福島競馬は恒例の3歳重賞「第57回ラジオNIKKEI賞」(JpnIII 芝1800m)がメーン。秋への飛躍を期す若駒がそろったなか、女馬券師・藤川京子はモンテクリスエスに熱視線。不完全燃焼に終わったダービーから1カ月。未完の大器が初タイトル獲得へ万全の態勢で挑む。

 ラジオNIKKEI賞は◎モンテクリスエスが、3歳サマーキングに輝きます。
 前走のダービーは16着。直前までかなりハードな調教を消化していた影響でしょうか。当日は10kg減の馬体重。特別なレースですので調整の仕方も工夫を凝らさないといけない部分もあるのでしょうが、結果に結びつけることはできませんでした。また、馬場が荒れていたのも敗因のひとつと思われます。
 もちろん、これがクリスエスの実力ではないことは前々走・青葉賞の力走が示す通りです。
 道中は馬群の中でもまれる厳しい形。それでも、直線で外に出されるとグイグイと差を詰めて3着まで追い上げました。しかも、上位2頭が道中、前を見ながらスムーズに運べたのに対し、クリスエスは稍重馬場に脚を取られ、ところどころでノメるシーンも。まともなら、もっと際どい勝負になっていたことはいうまでもありません。
 これまでの実績を見ても、オープンのすみれS2着、若葉S4着と強豪相手に差のない戦いをしてきましたし、クラシックを経験しているのも大きな強みです。
 前走から中4週。ダービーの疲れもすっかり癒え、減っていた馬体もふっくら。先週、今週とパワフルな動きを披露しているように、デキに関しては文句のつけようがありません。
 合わせて中間は課題のゲート練習もしっかり積んできました。今度はポンとスタートを切ってくれることでしょう。3番手から押し切った3走前を見ても、発馬さえ互角なら前でも競馬はできるタイプ。小回りの福島も不安材料にはなりません。

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