サーシャは、ピート・モーガン脚本の映画でフレディ役として出演する契約をした。映画はクイーンの成長期の日々にフォーカスをあてて、これまでで最も偉大なロックコンサートと言われる1985年7月13日に催された『ライブ・エイド』でのパフォーマンスでエンディングを迎える内容だ。
映画のタイトルは未定だが、GKフィルムズの共同経営者であるグラハム・キングとティム・ヘディントンが出資、製作はロバート・デ・ニーロとジェーン・ローゼンタールが共同経営しているトライベッカ・プロダクションズとクイーン・フィルムズが行なう。
キングは、Deadline.comに対し「クイーンはこれまでで最も素晴らしいバンドの1つであり、ミュージック・ブランドです。フレディ・マーキュリーは、魂の旋律を感じさせるパフォーマーです。サーシャを主役に迎え、ピーターの脚本、そしてクイーンのサポートと、バンドの成功の裏に隠された本当の物語を伝えるにはパーフェクトなコンビネーションになりました」
ただし、サーシャがクイーンのヒット曲を実際に歌うのか、それとも本物のフレディのボーカルが使用されるのか、は明らかではない。フレディは1991年11月にエイズで45歳になくなったが、彼の最後の日々はこの映画では語られないらしい。