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尾崎魔弓率いる「最凶女子プロレス」美女軍団 禁じ手インタビュー②

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提供:週刊実話

ヒールは基本いじめっ子

――ヒールとしての闘い方とかあるんですか?
尾崎「こだわりは美しく表現することで、あとは好きにやってもらう。自然とユニットもまとまってきて、何も言わなくてもタイミングよく入ってきてくれるんです。どこより結束力がありますね。まぁ、時には誤爆もありますが(笑)。でも、チームワークはいいですね。3人から4人になりましたけど違和感がない。ずっと一緒にやってきたみたいな感じです」

桜花「正直、これまで正危軍に入ってきて、なんか違うなってすぐ辞めていく子もいました」

――それはヒールがダメで辞めていくのですか?
尾崎「いや、こっちがダメだなって思って。意思の疎通ができなかったり、誘ったはいいけど“やってみたら、なんかこの子違う”ってあるんです。これだけ皆、性格が違うのに4人は気が合うんですね」

桜花「私たちはきれいだからブスは入れない(笑)」

尾崎「正危軍に入りたいって来るけど、“お前は無理だよ、顔変えてきな”って(笑)。あと、バカと弱いのはダメ。ヒールをやるには頭の回転がよくなければいけないし、気持ちも弱くてはダメ。この3人は性格悪くて、基本いじめっ子だから大丈夫(笑)。安納もそうだったね!」

安納「実はいじめっ子でしたね(笑)」

尾崎「正危軍はエリートユニットなんです。所属団体は別々だけど、4人ともそれぞれの団体でトップですから。桜花はWAVEの社長だし、雪妃がアイスリボンの選手会会長でシングルチャンピオン。安納もアクトレスガールズの初代シングルチャンピオン。皆、入ったときは違ったけど、私のおかげかな?」

全員「本当! そうですよね。尾崎さんは頭の回転がいいんです。いくつも引き出しを持ってて、観客を引きつけるんです」

尾崎「なに持ち上げてんのよ(笑)」

――これだけヒールで居続けると、いろんな相手から標的にされますよね。
桜花「標的にされなければ、私たちの存在する意味がない。相手が思ってる以上の悪い事をやっていく」

尾崎「あいつらだけには負けたくないという、一番の標的でいるのが、私たち正危軍なんです」

――場外乱闘もすごいですよね!
尾崎「私たちは打ち合わせなし、ノープランでリングに上がってます。容赦ないことを、こっちが指示しなくても皆やってくれる。信頼関係で自然と息が合う」

桜花「尾崎さんがすごいんですよ。ピンポイント攻め、すね攻めとか、爪先攻めとか、あっ、これ絶対にいま思いついたなって技を出してくるんですから(笑)」

雪妃「プロレスも最近では映画のように、椅子にじっと座って観戦するというエンターテインメントになってきてますけど、地方興行に行ったときなど『正危軍は帰れーっ!』ってものすごいブーイングなんです。場外乱闘でもお客さんが『もう、それ以上やるな!』と、相手を助けに出てきちゃって。危ないので絶対やめていただきたいのですが、それほどヒートアップして見てもらえると、やりがいありますよね」

桜花「私も椅子を投げられましたよ。“あれ?”と思ってにらんだら、ピューッて逃げちゃいましたけど。そこまで熱くなっていただけるのはうれしいんですけど、危ないから絶対に手は出さないで、そのぶん大声で応援してほしいです」

――そこまで興奮させるのはすごいです。
尾崎「引かれちゃうこともありますけどね(笑)。プロレスの盛り上がる中心に私たちがいると思います。ドラマでも正義と悪役がいなければ、話が成り立たないじゃないですか。プロレスも同じ。悪役の存在がなければ面白くない。ドラマでは最後に正義が勝ちますが、正危軍ではそれがない。最後にヒールが勝ちます」
(明日に続く)

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