冒頭挨拶に立った青木文化庁長官は公式挨拶を行った後に、「自分は若い頃から映画が好きだったので、今、東アジアで映画が盛んなのはうれしい。今後、東アジア地域の作品が一つの旋風になってほしい」という、東アジア地域の友好と映画産業の発展を願う効率の良いリップサービスを行った。
オープニング作品となる日中合作作品「夜の上海」に主演した本木雅弘、ヴィッキー・チャオが挨拶を行った。本木がヴィッキーについて「大陸的大らかさときめ細かい部分がある」と褒めれば、ヴィッキーも本木に対して「紳士的で礼儀正しい」と褒め返すなど、再会を喜んでいた。
なごやかな雰囲気の中始まった「2007年中国映画祭」は、3日までの期間中に8作品が上映される。