昭和生まれがパネラーとなり、平成生まれに“知っていて当たり前の常識”をクイズにして出題するという本番組。昭和世代と平成世代のジェネレーションギャップを検証するというコンセプトで、「カツオブシは何をカタくした物?」「たらこは魚の卵。大きくなったら何になる?」などのクイズが出題された。
そんな中、徳光和夫がパネラーとなって出題したのは、「日本で初の国民栄誉賞をもらった人は誰?」というクイズ。徳光は「私が出題する問題、これはおそらく全員出来ると思います」「国民の宝でございます」と言い、写真付きでクイズを出題。しかし、いざ解答が出揃うと、「王貞治氏」と正解したのは30名の解答者のうち10名のみ。徳光が呆然とする様子が映し出されていた。中でも、Kis-My-Ft2の千賀健永と二階堂高嗣は2人揃って「原辰徳監督」と解答していたが、徳光は席を立ち2人に近づくと、「右も左も分かんねえのかお前」と暴言。さらに、席に戻ったあとも不正解者に対し、「国籍変えろ」と言い放っていた。
しかし、これについてネットからは、「ひどすぎる…言いすぎでしょ」「人権的な問題があるでしょ」「あなただって知らないこと覚えてないこといっぱいあるでしょうよ」という声が殺到。不快感を覚えた視聴者の声が殺到した。
「このほかにも、番組内では『平成生まれは昭和の当たり前を“考えたことないから知らない”で簡単に済ませてしまうようです』と言い、不正解者の誤答を取り上げ、笑ったり、咎めたり、呆れたりする場面が多々ありました。“ゆとりイジリ”の番組は往々にして批判を受けるものですが、今回は『知らないことは悪い事じゃないのに、こういう番組が続くと、子どもが“知らないことは笑われること”って思ってしまう』『平成生まれ馬鹿にしてなにがそんなに楽しいんだ…』『誤答者に直接“バーカ”とか言ってて本当不快になった』といった指摘も集まっています」(芸能ライター)
毎週火曜よる9時からのレギュラー化も決定している本番組。スタンスを変えない限り、今後も炎上は避けられないかも知れない――。