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「ビートたけしの超常現象スペシャル2013」番組で撮影されたUFOの正体が判明!?

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画像はイメージです。

 毎年年末恒例で放送される人気オカルト番組「ビートたけしの超常現象スペシャル」が12月22日に放送され、今年も山口敏太郎が登場。某教授と熱い激論バトルを繰り広げたりとお茶の間の皆様にエンターテインメントとしてのオカルトを提供できたのではないかと思う。

 さて、収録は11月30日に行われたのだが、収録中にとんでもないハプニングが起きた。なんとカメラが回っている最中にテレビ朝日上空に謎の発行物体が複数出現。出演者らの目の前で合体分裂を繰り返す模様の一部始終がカメラに収められた。番組に出演していた、たま出版の韮沢社長によれば、物体はときおり赤やオレンジに変色しながら飛行しており、恐らく飛行機の定期便の2〜3倍の高度で移動しているのではないかとのことであった。

 この一連の様子が放送されると、ネットは謎の光点の正体について解明しようとする議論で溢れかえった。中でも多かったのは「複数の風船が絡まって飛んでいるのではないか」という意見であった。筆者は初めこそ不可解な飛び方をしているため実際にUFOが撮影された!?と考えてしまったが、協力者らの助力を得て画像を検証。撮影されたUFOの正体はやはり風船ではないかという結論に至った。

 当日の天候は晴天で、物体の飛行していった方角や方向によれば日光を反射してより輝いて見える可能性が高いこと。また、テレビ朝日社屋の近くには結婚式場が複数あり、演出の一つでバルーンリリース(沢山の風船を空に放つ)を行っている所が存在している。晴天であれば映える演出なので、風向き次第によってはずっと遠くであげられた風船が漂ってきていた可能性もある。一部、物体にうまく光が当たっていなかったり、物体が消えるように見える箇所もあるが、これはカメラのピント調整の都合によるものだろうと思われる。

 幽霊の正体見たり枯れ尾花、という言葉があるが、不思議なものも実際に検証してみると案外つまらない結果が出てしまう事も多々あることだ。だが、それでも世の中には説明の付かない現象や事象が存在している。検証を重ね、真偽を定めていく真摯な態度こそがオカルトには必要なのである。

※写真は 2010年12月4日14時ごろ、神奈川・横浜アリーナ上空で撮影されたUFOフリートと思われる写真

(山口敏太郎事務所)

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