鬼奴は72年4月15日生まれ、東京都渋谷区出身。桐蔭学園高等学校を経て、清泉女子大学文学部国文学科卒業を卒業している。
父親が株式投資を行っていて、バブル時代はその利益で裕福な生活を送っていたが、バブル崩壊後、株で大損をして、自宅を売却せざるを得なくなり、後に両親は離婚したという。
大学卒業後、就職はせず、ネットカフェなどでアルバイトをしていたが、友人の紹介でペットフードの会社に就職しOLとなる。その時に、東京NSC(4期生)に入学。勤めていた会社が倒産したため、本格的に芸人の道を志すことになった。
「金星ゴールドスターズ」というコンビを組んでデビュー。その後、増谷キートンとの「BODY」で、「M-1グランプリ」に出場したこともあり、パフォーマンスユニット「キュートン」のメンバーとしても活動。
12年には昼ドラ「赤い糸の女」(フジテレビ系)や、映画「大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]」に出演するなど、女優としての新境地も開拓した。
タレントウォッチャーのA氏は、「奴姉さんは間違いなく、女芸人のなかでは、『美人枠』。特に口元はたまらなくセクシーです。口元を見ていると、吸い寄せられるような感じで、骨抜きになってしまう男も多いのではないでしょうか…」と語る。
女芸人のなかでは、独自の価値観をもつ鬼奴。今後も、鬼奴ならではの活動に期待したい。
(坂本太郎)