今年終了した深夜番組が、SP版となって復活した。オープニングトークで、麒麟・田村裕の近況を報告したのは、後藤。自伝エッセイ『ホームレス中学生』で数億円を荒稼ぎした田村は、実父に一戸建てをプレゼントし、まさにジャパニーズドリームを具現化させた。だが、最近の活動拠点は、地元・関西。羽振りがいいとは、いいがたい。そんな矢先、後藤から語られた近況報告が、「麒麟の田村が、ついにバイトをはじめました」だった。後藤いわく、金がないわけではなく、現在の生活水準を保ちたいがゆえ。そのバイト先には、愛車のベンツで向かっているそうだ。
●第2位「俺自体はいい人」(アンタッチャブル・柴田英嗣/日本テレビ系『ナカイの窓』6月4日)
今週は“新ゲストMC決定SP”と題して、司会のSMAP・中居正広と進行していくにふさわしい相方を決める主旨だ。抜群のトークスキルと回しのテクニックを披露していたのは、“ザキヤマ”山崎弘也の相方である柴田。ADに扮した中居が、いじわるなカンペを出すコーナー“MCシミュレーション”では、相方のギャグ「くるぅ〜!」を全力でやらされたが、笑いを取った。また、浮気もカミングアウト。「俺は今、反省してる最中。そして、俺自体はいい人」とカンペにない台詞を勝手に追加。結果、優勝をゲットし、近いうち、中居のパートナーを務めることが決定した。
●第3位「ノブでピンでは入らんのです」(大悟・ノブ/テレビ東京系『ゴッドタン』6月1日)
コンビ愛を確かめ合う企画の第2弾。前週は、ナルシストなダイノジ・大谷ノブ彦がイジられまくったが、今週は、千鳥のコンビ格差が話題に。「相方には秘密にしていること」のパネルテーマでは、これまでにも映画に出演したことがある大悟が、「また1本」とオファーが届いていることを明かした。相方のノブはこれを知っていたため、マネージャーからは「ノブさんは6月、20日(間)休みになる」と言われていた。驚いたのは、このあと。ノブは、「7月か8月にもう1本入る」と衝撃事実を打ち明けられたのだ。劇団ひとりは、「ノブさんもピンでやりゃいいじゃん」と提案したが、「ノブでピンでは入らんのです」と寂しい訴え。コンビ内格差が解消する日は遠そうだ。(伊藤由華)