この日、14日の川崎大会に向け「全勝を狙う覚悟で」と抱負を述べた大森。だが、ワイルドチャイルドとしてタッグを組んでいた中西の話になると「一本気で筋のある男だと思ったけど、かなり落胆させられたよね」と嫌悪感を露わにした。
無理もない。中西といえば、元旦の後楽園ホール大会に参戦。パートナーの大森にジャーマン、さらにはセコンドの富豪富豪夢路に蹴りを入れるなど、大乱闘を展開した。
この暴挙に制裁を加えるべく、大森は23日の後楽園ホール大会で浪口修、佐藤耕平と組み、新日プロの田口隆祐、金本浩二、中西と激突する。決戦を前に早くも「自分のやったことの愚かさを思い知れ!」と闘志をむき出し。さらに「何かあった場合は、軍団全員でいつでもリベンジ、報復する気持ちを持ってほしい」。ゼロワンマットから生きて返すつもりなど毛頭ない。
「中西からフォールを奪う。そして、シングルで完全決着をつけたい」と力強く宣言した大森。ケツを分かった盟友中西の首を獲り、抗争に終止符を打てるか。