マイケルの父ジョー・ジャクソンは裁判所に対し、遺言執行者であるジョン・マックレイン氏とジョン・ブランカ氏がマイケルの遺産を管理する権限に対して、自分に権利があると主張した。しかし、カリフォルニア州第二審地方裁判所は満場一致で、ジョーに対してそのような法的身分はないと判決を下した。
26日に行われた裁判の後、ジョーは、マックレイン氏とブランカ氏の2人が全てを秘密裏にしていると主張した。2009年に死去した息子マイケルと様々な問題をこれまでにも抱えていたジョーは、マイケルの遺産相続者として完全に除外されている。そのためにジョーは、全ての親が子供達の問題に関わるべきだと訴えていた。
「この国、この世界の全ての父親にとって、自分の子供が死んだ時に、その子供の遺産について、子供がこう言ったであろうことを主張するのは大切なことだと思う」
マイケルの遺産を管理している弁護士ハワード・ウェイツマンは、この決定が論争の集結させることを期待している。
「驚いてはいませんが喜んでいます。この決定が論争の終わりに繋がることを我々は願っています」
ジョーは、マックレイン氏とブランカ氏が誤った管理をしていると訴えており、2人は最初に遺言を捏造したと主張している。
ジョーの弁護士ブライアン・オックスマンは上告すると伝えられた。