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「晩節を汚した」引退の上原に厳しい声 日本人メジャーリーガーはなぜ日本に戻ってくるのか?

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上原浩治

 巨人・上原浩治が引退することを、一部スポーツ紙が報じた。上原は昨季、シカゴ・カブスから巨人に入団。2018年シーズンは36試合に登板したが、今季は一軍での登板が無く、二軍でも9試合を投げただけだった。

 ルーキーイヤーから20勝4敗の記録を打ち立てて、最多勝や最優秀防御率などタイトルを総なめにし、日米通算134勝を挙げて2013年にはレッドソックスで胴上げ投手ともなった大投手だが、ネット上での反応は芳しくない。

 「まぁよく頑張ったよ」「メジャーで終えていればよかったのに」「晩節を汚した感ある」と、素っ気ない反応や日本に戻ってきたことに否定的な意見も目立った。

 復帰後のNPBでは目立った活躍を残せなかった上原だが、なぜ戻ってきたのだろうか。本人曰く「野球がしたかった」とのことだが、とある野球ライターはこのような見解を示す。

 「結局のところお金でしょうね。『元メジャーリーガー』という実績を引っ提げて、契約金1億円、推定年俸2億円を巨人から貰いました。出来高もあったようですが、全く活躍しなくても3億円貰えるんだから、日本に戻りたくもなるでしょう」

 上原は今年1月12日に放送された「ジョブチューン」(TBS系)で、一軒家やマンションなど、合計7つの豪邸を持っていることを明かしている。それでもさらに金銭が欲しいというのだから驚きだ。前述のライターはこうも語る。

 「今、巨人にいる中島宏之などは、渡米する前は推定2億8000万円だった年俸が帰国後は推定3億5000万円まで増えました。アメリカではマイナー止まりで全く活躍出来なかったにも関わらずです。松坂大輔なんかは2015年から2017年まで推定4億円の3年契約を結びましたからね。やっぱりある程度余力を残して日本に戻ると、大金が貰えるんです」

 振り返ると、メジャーリーグ球団で引退し、日本の球団へは帰らなかった選手はごくわずかしかいない。イチロー、大塚晶則、野茂英雄、長谷川滋利、松井秀喜…。桑田真澄も帰国後プロ野球球団には入らなかったが、そもそも渡米する前に巨人を半ば戦力外で退団しており、NPBからのオファーが無かったものと思われる。

 晩節を汚した形となった上原だが、今後の動向に注目したいところだ。

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