「2人は09年2月に電撃入籍。その後、2人ともデビュー以来所属していた大手事務所から独立したが、結婚をめぐるゴタゴタで確執があり、前事務所との関係が改善しないうちは本格的な芸能活動ができない状態だった。ところが、ここに来て、ある人物が仲介し、前事務所と和解に向かっている」(芸能記者)
その人物とは、「今春退社した大手レコード会社の元幹部」(同)というが、条件付きで前事務所との和解となりそうだという。
「その人物が水嶋と絢香の個人事務所の社長に就任し、絢香がその人物がいたレコード会社からCDを出すという条件。事実上、そのレコード会社が水嶋夫妻を仕切ることになる」(同)
水嶋といえば、本名・齋藤智裕名義で執筆し昨年12月に発売した小説「KAGEROU」(ポプラ社)が賛否両論があったものの話題となり、次回作は真価が問われる作品として注目を浴びていたが一向に発売される気配がない。
「震災前に次回作を書き始めていたようだが、内容があまりにも平和すぎ、時代に合っていないということで書き直ししているようだ。とはいえ、次回作を出そうにも、水嶋の小説で大々的に仕掛けたポプラ社の役員数人が発行部数をどんどん増やしてしまったため、大量返本があったことなどの責任をとらされて退任に追い込まれた。ポプラ社以外から小説を出すのは難しいだろう」(出版関係者)
そこで、一時期人気を集めたケータイ小説での執筆のうわさもあったようだ。
「水嶋は現在『モバゲー』のCMに出演しているが、『モバゲー』の運営会社が手がけるケータイ小説のサイトが集客に苦戦。そこで、テコ入れとして水嶋の作品を掲載するといううわさがあった。しかし、本格的に芸能界に復帰するとなれば、その話もなくなりそう」(同)
作家・齋藤智裕の次回作は“お蔵入り”になる可能性が高そうだ。