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ミキがM-1“ジャニーズネタ”でファン賛否 過去にナイツも苦しんだ“忖度”とは

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ミキ

 2日、漫才師No.1を決める大会『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)が開催。既報の通り、霜降り明星が決勝ラウンドに進出した和牛、ジャルジャルを下して初の栄冠に輝いた。

 そんな中、敗者復活で勝ち上がった兄弟コンビ・ミキの漫才が物議をかもしている。彼らが披露したネタは、弟の亜生が、兄・昴生の履歴書をジャニーズ事務所に送った……というもの。

 その中で、「ジャニーズグループに欠員が出ている」と発言したミキ。この件について、ネットでは「爆笑だった」との声がある一方、ジャニーズファンからは「ネタにしないでほしかった」「苦しい」と賛否両論だった。

 「女子高生に対して強制わいせつをした疑いで書類送検されたTOKIOの元メンバー・山口達也氏、パニック障害で休業しているSexy Zoneの松島聡やKing&Princeの岩橋玄樹など、確かに今年、活動を休止したタレントは多くいました。正直、ジャニーズファンは良い意味でも悪い意味でも反応しすぎてしまう面はある。ネットでは、そうしたことを意識せず“タブーに挑戦した”という声も散見されました」(芸能ライター)

 “タブー”という意味では、『M-1グランプリ2008』でナイツが“SMAPネタ”を最終決戦で披露したことがある。この時は、オードリーとNON STYLEに票が分かれ、3位となった。

 後に審査員を務めていたダウンタウン・松本人志は、自身がレギュラー出演していたラジオ番組『放送室』(TOKYO FM)で、「いわゆる“ジャニーズネタ”は、悪い風潮で、客から“イジっていいの?”って空気が流れる。客も(面白いと)分かっているけど、“後で怒られるんちゃうん?”って」と語っていた。

 「ミキは、ネタの中で小さい頃の夢で“SMAPに入りたい”とも発言。揶揄したわけでもないですし、逆にSMAPファンからは“名前を出してくれてありがとう”との声が多くありました。同時間帯にAbemaTVで、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が『7.2 新しい別の窓』を放送していたのも大きかったと思います」(同上)

 見事“タブー”にも負けず、笑いをかっさらい4位に食い込んだミキ。彼らが来年M-1に挑戦するかは不明だが、ミキの爆発力を持つ漫才を心待ちにしているファンも多いだろう。一部の声に委縮せず、また面白いネタを披露してほしいものだ。

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