各紙によると、聖子はライブ全編で椅子に座って歌唱し、ステージを移動する際はスタッフの肩につかまって歩いたという。
ステージに登場した聖子は、「こうして椅子に座って歌わせていただく事態になりまして、大変申し訳なく思っております。本当に皆さんごめんなさい」と謝罪。
数日前に転倒したことを明かし、「背中と腰を打ちました。一時は立ち上がることができなくて、コンサートができるか心配でしたが、武道館の皆さんにお会いしたくて」と状況を説明したという。
客席からの「聖子ちゃん頑張って」などの温かい声援に笑顔で応えながら全曲を歌い終えると、「皆さんの温かい応援が何よりうれしかったです」と感謝しながら涙を流したという。
この日の武道館公演は6月10日から開始した全国ツアーの一公演。次の公演は8月5日の地元・福岡公演で、ツアーは同20日まで行われるというが、福岡公演までは約1か月あるだけに、万全の体調で故郷に凱旋することになりそうだ。
「聖子にとって毎年のツアーでファンと交流することは生きがいのようなものなので、ステージに上がらないという選択肢はなかったはず。今回のような件がこれまで何度か重なって聖子が“レジェンド”のような存在になった」(音楽業界関係者)
聖子といえば、4月に長女で歌手・女優の神田沙也加が俳優の村田充との結婚を発表。聖子の元夫で沙也加の父親である俳優の神田正輝は2人のハワイ挙式に出席。
一方、聖子はこれまでのツアー公演で一度も沙也加の話題に触れていない。
沙也加との現在の親子関係が非常に気になるところだ。