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ハンマー一撃で土木会社社長を土中に葬った 従業員の歪んだ恨みつらみ

 9月中旬から行方不明になっていた東京・立川市の土木会社社長、田崎晃平さん(24)が26日、埼玉県所沢市郊外にある建築資材置き場で、遺体となって埋められているのが発見された。
 死体遺棄容疑で同日に逮捕されたのは、この現場を供述し犯行を認めた同社従業員の田中厚志容疑者(板橋区・33)と、花田俊志容疑者(立川市・22)。3人の間にいったい何が起きたのか。

 捜査関係者によれば、同社社員から田崎さんと連絡が取れない旨の通報があったのは、17日昼ごろ。
 「警察が立川市内にある田崎さんの事務所兼自室のマンションの一室を捜索したところ、寝室の壁に血痕があり、マットレスが無くなっていた。部屋は施錠され、マンションの外階段や踊り場にも血痕が飛び散っていたのです。犯行を否認している(9月30日時点)花田容疑者に事情を聴くと、14日夜にこの部屋で田崎さんと一緒に酒を飲み、11時ごろに『先輩が来るから』と帰されたと話したそうです。その“先輩”が田中容疑者で、共謀し田崎さんを殺害した疑いが持たれています」(社会部記者)

 司法解剖の結果、田崎さんは頭部外傷が死因で、田中容疑者は「大型ハンマーで頭を殴って殺した」と供述。そのハンマーと無くなったマットレスは、遺体が遺棄された場所から一緒に発見された。また同じ場所から田崎さんの空になった財布が見つかり、警察は中身の現金は2人が抜き取ったものと見て、強盗殺人で追起訴する方針だという。
 「田崎さんは中学を卒業後、父親が勤務する立川市内の建築会社に就職。そこで同期だったのが、花田容疑者で、先輩が田中容疑者だった。5年間同社で勤めた後、田崎さんは独立し、花田、田中両容疑者もこれに従った。そんな中、およそ3年半、田中容疑者は若い社長にあごで使われる日々に嫌気がさし、単純作業ばかりで不満が蓄積。花田容疑者は給料の低さに加え、社長ばかりが金銭面で良い思いをしていると憎しみを募らせたようなのです」(建築会社関係者)

 あまりに短絡的。

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