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アンカツが年間GI7勝に手応え ダイワスカーレット

 大偉業はこの馬で打ち立てる。安藤勝騎手からその意気込みがヒシヒシと伝わってくる。今年GIを6勝。あともうひとつ勝てば、武豊騎手と並んでいる年間GI最多勝の記録を更新できる。最後の大一番、パートナーはダイワスカーレットだ。
 桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯をV。しかも、そのうちの2戦ではファン投票1位のウオッカに完勝している。先行、あるいは逃げ…それでも、ラスト3Fを33秒台でまとめてしまうのは、とてつもないポテンシャルがなければできない芸当だ。
 「あくまで挑戦者の立場だけど、自分としては大崩れはしないという気がしている」控えめながら、“アンカツ”からは勝利宣言に近い言葉が飛び出した。
 その思いを後押ししているのが前走・エ女王杯だ。引っ掛かり気味に先行するスタイルから距離への不安がささやかれたが、ハナを奪うと余裕のラップを刻みあっさり逃げ切った。

 タイム、上がりともに上々。しかも、あれだけ強かったにもかかわらず、「今思うと、元気がなかったというか、やけに馬がおとなしかった。具合が良くなかったのかもしれない」というのだから恐れ入る。
 その点、この中間は「馬がやる気になっているので1週前追い切りは無理に抑えず発散させた。前向きで、活気があってすごくいい感じ」と大きな上積みを感じ取っている。
 今回は前走からさらに距離が300m延びる。だが、「小回りの中山なら前走みたいに乗れそう。兄のダイワメジャーよりリズムを保ちやすいし、自分の形なら崩れない」とキッパリだ。
 直線でウオッカやメイショウサムソンを迎え撃つ。アンカツのゲキに応え、どこまで粘るか注目だ。

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