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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(3/16中山・3/16阪神)

 先週ピックアップした2頭。中山デビューの注目馬・ダークファンタジーは、まずまずのスタートを切ると馬の行く気に任せて好位3番手の位置を取る。1000m通過が66秒7という超スローペースだった為、折り合いはついていたものの少し力みがちな走り。4コーナーでは抜群の手応えに見えたが、いざ追い出すと案外で伸び切れず4着。前半に少し力んだことや、レースに集中しきれていなかったことを考えると初戦としては上々の内容。馬体面は良いものを持っており、次走ガラリと変わっても。阪神デビューの注目馬・アンゴスチュラは、スタートやや一息だったが、鞍上が少し促すと二の足が早く2、3番手の位置取り。道中はペースが速く縦長の展開。4コーナーまでは先頭に食らいつ いていたが、直線に入ると早くも甘くなり先頭には離されたものの粘りの走りで5着。余裕残しの馬体だったこともあり最後は甘くなったが、一度使われて身心ともにピリッとしてくれば、次走は大幅な変わり身がありそうだ。

 今週の中山デビューの注目馬は、3月16日(日)第4Rダート1800m戦に出走予定のステラストリーム。馬名の由来は「天の川にある恒星の集団名より。父名より連想」。牡、黒鹿毛、2011年2月5日生。美浦・萩原清厩舎。父ネオユニヴァース、母シーズライクリオ、母父Boundary。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2800万円。半姉にはダート短距離戦で5勝を挙げたサダムグランジュテ(父キングカメハメハ)がいる。本馬は均整の取れた好馬体の持ち主だが、軽い走りはするもののトモに緩さがあり非力な印象。繋ぎはスナップが効いており、芝向きの角度と柔らかさを持っているので、どちらかと言えば芝に適性があると思うが、現状のトモの緩さを考えるとダートでトモに力を付けていくのも手。筋肉の質は良く、パンとしてくれば楽しみな一頭。距離はマイルから2000mあたりが良さそうだ。なお、鞍上には三浦皇成騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、3月16日(日)第3Rダート1800m戦に出走予定のネオジェネシス。馬名の由来は「父名の一部+創始」。牡、鹿毛、2011年3月1日生。栗東・大久保龍志厩舎。父ネオユニヴァース、母フィックルフレンズ、母父Demons Begone。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2000万円。半姉には芝で2勝を挙げたフィックルベリー(父Cryptoclearance)がいる。本馬は体質に弱いところがありデビューが遅れたが、動きそのものは見どころあり。現状はトモよりも胸前に力強い筋肉がついてきており、前駆が勝っている。500kgを超える大型馬ということもあり、まだ余裕のある体つきということもあるだろうが、軽い走りというよりもどっしりとした走りで芝のスピード勝負よりもダートがベターか。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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