今週の中山デビューの注目馬は、3月16日(日)第4Rダート1800m戦に出走予定のステラストリーム。馬名の由来は「天の川にある恒星の集団名より。父名より連想」。牡、黒鹿毛、2011年2月5日生。美浦・萩原清厩舎。父ネオユニヴァース、母シーズライクリオ、母父Boundary。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2800万円。半姉にはダート短距離戦で5勝を挙げたサダムグランジュテ(父キングカメハメハ)がいる。本馬は均整の取れた好馬体の持ち主だが、軽い走りはするもののトモに緩さがあり非力な印象。繋ぎはスナップが効いており、芝向きの角度と柔らかさを持っているので、どちらかと言えば芝に適性があると思うが、現状のトモの緩さを考えるとダートでトモに力を付けていくのも手。筋肉の質は良く、パンとしてくれば楽しみな一頭。距離はマイルから2000mあたりが良さそうだ。なお、鞍上には三浦皇成騎手を予定している。
阪神デビューの注目馬は、3月16日(日)第3Rダート1800m戦に出走予定のネオジェネシス。馬名の由来は「父名の一部+創始」。牡、鹿毛、2011年3月1日生。栗東・大久保龍志厩舎。父ネオユニヴァース、母フィックルフレンズ、母父Demons Begone。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2000万円。半姉には芝で2勝を挙げたフィックルベリー(父Cryptoclearance)がいる。本馬は体質に弱いところがありデビューが遅れたが、動きそのものは見どころあり。現状はトモよりも胸前に力強い筋肉がついてきており、前駆が勝っている。500kgを超える大型馬ということもあり、まだ余裕のある体つきということもあるだろうが、軽い走りというよりもどっしりとした走りで芝のスピード勝負よりもダートがベターか。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。