山里といえば近年、テレビの仕事などで多忙ながら、漫才コンテストの『M-1グランプリ』に出場し、準決勝まで残っていた。今回番組では、なぜコンビとして『M-1』に出場するのか、その理由を明かしている。
「漫才師ってさ、めちゃくちゃあの時期にカッコイイってなるじゃん。その気持ちが、俺よりか相方の方がムチャクチャ多くて。もうどうしても出たいってのを人づてに言ってくるわけ。もうあっちが気持ちが抑えられないっていうから、俺もやっぱりカッコイイ漫才師になりたいし、じゃあ出ましょうかって話になったの」
だが会場に行くと、横の繋がりがある若手たちに対し、世代の違う山里には誰も話しかけてこないという。さらに、周りから「ジジィが来やがって」「はい、知名度アタック決まりました」という視線も感じているようだ。
そんななか、人づてに聞いたある若手芸人の陰口に、山里は怒りを爆発させた。
「俺、けっこう聞くもん。『南海キャンディーズがあそこ(M-1)受かったのって、まぁまぁそうか、有名どころ1組ほしいもんね』って若手の方が酒の肴にしてるって聞いた時に、はい、テレビの業界で殺すって思うもんね。はい、おまえらの名前覚えたぞ! テレビの業界でぶち殺してやる! 一生忘れない。俺のことを“テレビさん”って言ったあいつらを絶対忘れない。“テレビさん”が漫才様のとこに来てるみたいなことを陰で言ってる奴は、俺、一生許さない!」
山里といえば2011年のラジオ番組でも、過去に品川庄司・品川祐から受けた嫌がらせを暴露したことがある。まだ彼がテレビに出始めの頃、ダウンタウン・松本人志からのフリにうまく答えられないことがあった。すると収録後、トイレで品川に『売れてるポッと出の人って、ああやって先輩が面白いこと振ってくれてスベっても平気なんですね。いやぁ〜、尊敬します、握手してください』『大丈夫ですか? 全然面白いこと言ってませんでしたけど』と、嫌味を言われ続けたと明かし、ネットが炎上することに。
他人から嫌なことをされたら一生忘れないと語る山里だけに、今回の「M-1」の件も、いつか相手の名前が明かされる日が来るかもしれない。