みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。
先週のAJCCで優勝したネヴァブション。2馬身1/2差の圧勝でした。◎の私としては、してやったりの心境。それにしても、横山典騎手は120点差し上げてもいい騎乗。いやぁ、実に見事なものです。
さて、今週から舞台は中山から東京へ。初日のメーンは「東京新聞杯」、日曜日にはダ1400メートルの「根岸S」が行われます。本来ならばスリリングな芝1600メートルの東京新聞杯が日曜の開催であるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
その東京新聞杯ですが、近年を見ると、上位入線馬は写真判定になる傾向が強いレースです。1〜3着までクビ+クビ差だったボールドブライアンが優勝した6年前。フジサイレンスが1着だった3年前もアタマ+クビ差。一昨年優勝したスズカフェニックスのときが、1/2馬身+1/2馬身差。そして、昨年、ローレルゲレイロが逃げ切ったときも、クビ+ハナ差で、13着のフジサイレンスまでは0秒6差。大激戦になるケースが大きい一戦なのです。
京都金杯で圧勝したタマモサポート。当時、◎に推した手前、もう一丁といきたいところですが、ローレルゲレイロ、ファストロックの逃げに幻惑されそうな予感がします。
昨年は、ものすごい末脚で追い込んできたリキッドノーツがクビ差2着。今年もこの手の馬を狙うと、リザーブカードが大きく浮上してきます。
5歳夏から急激に本格化。休養明けだった関屋記念で2着すると、秋の東京のマイル戦・富士Sでは厳しい流れ、位置取りの中でサイレントプライドのクビ差2着。1分32秒7、ラスト3F34秒0を計時した内容は際立っていました。
マイルCSは勝負どころで挟まれて、柴山騎手がブレーキを踏む大きな不利。それでも、人気のカンパニーと0秒3差。スズカフェニックスと0秒1差だったのです。前走の阪神Cでも0秒1差の大接戦。これらは間違いなく本物の証し。
東京芝コースが<3203>で、うちマイル戦が<1101>。そして、前走の阪神Cから中5週は、昨年の富士Sと同じローテーション。先週7勝を稼ぎ出し、ようやく軌道に乗ってきた内田騎手の手綱に導かれ、直線一気の差し切りです。