逮捕時に警察車両の中で白目を剥き頬を膨らませる仕草を見せた中村容疑者だが、このような奇行は今に始まった話ではない。
「夕方に自宅の庭先でゴーグルを着けて木刀で素振りをしていました。それがしばらくすると鉈に変わったり、ヌンチャクのようなものも振り回していたんです」(近隣住民)
また、中村容疑者は自宅近くの河川敷で、奇声をあげながら棒切れを振り回している姿も住民に目撃されている。昨年には上半身裸で刃物を持って深夜に徘徊。なぜ、中村容疑者はこのような奇行を見せるようになったのか。中村容疑者の小中学校の同級生は語る。
「彼は普通の明るくて面白い人間でした。でも志望していた高校受験に失敗し、別の高校に進学したんですが、そこで激しいイジメに遭ったんです。それからしばらくして学校に行かなくなり、2年の時に退学し、そのまま家に引きこもるようになったんです」
近隣住民は、奇行の原因は中村容疑者の家庭にもあるのではと語る。
「中村家は地元では名士です。父親は高野山大学の教授で母親は民生委員、長女は一流大学を卒業している。父親は家族全員に敬語を使わせるなど厳格な人で有名。長男である中村容疑者にもスパルタ教育を施していました。にもかかわらず、息子は受験を失敗。父親は激しく叱責したようです」(近隣住民)
そんな家庭環境からか中村容疑者が高校を退学してから親子喧嘩が絶えなかったという。父親も「もう息子は私の手におえない」と周囲に漏らすこともあった。
家族からも孤立していった中村容疑者。フラストレーションがやがて奇行へと変わり、幼い命を奪うという惨劇を招いたのか。