レオナルド・ディカプリオ、タランティーノ映画出演か

　レオナルド・ディカプリオがクエンティン・タランティーノ監督最新作『ジャンゴ・アンチェインド』出演の交渉中。
　レオはこの1966年製作マカロニ・ウェスタン『ジャンゴ』(邦題『続・荒野の用心棒』)のオマージュで、悪の大農場主カルヴァン・キャンディ役のオファーを受けている。
　また、主人公のジャンゴを演じる予定であったウィル・スミスは降板したといわれ、現在はイドリス・エルバ、ジェイミー・フォックス、クリス・タッカーの3人が検討されているところだとDeadline.comは報じている。

　レオがオファーを受けている役柄は女性を“セックス・スレイブ”として扱い、男の奴隷には命がけの戦いを強いる“キャンディランド”というクラブのオーナーで、「魅力的でありながらも冷酷な男」という設定だ。
　『イングロリアス・バスターズ』でタランティーノと連携したクリストフ・ヴァルツ、ジャンゴに奴隷生活から抜け出す方法を教える元歯医者で、現在は賞金稼ぎのドイツ人男性を演じるといわれている。

　タランティーノの脚本は4月後半にワインスタイン・カンパニー社へ提出されているが、今のところ撮影スケジュールについては明らかにされていない。
　レオには今後、『J・エドガー』の他、キャリー・マリガン共演の『グレート・ギャッツビー』など、数々の大作への出演が予定されている。