キャバクラ遊びをするお客の中にはキャバ嬢に入れ込むあまりに利用されて騙されたなんて話もよく聞きますが、先日私はこともあろうに…逆にお客に騙され悔しい思いをしました。
そのお客は最初は職場の歓迎会とやらでフリーのグループで来ました。その時はまあ普通に盛り上がって終わったんですが、数日後、一人で来て私を指名してくれたんです。グループ連れの時は特に話をしたわけでもなく印象も薄かったので、一人で来店し私を指名して下さったのは意外でした。
その人はITエンジニアをしているそうで40歳。年より若く見える童顔でお笑い芸人の中川家の兄似、何となく可愛らしく母性本能をくすぐるようなタイプでした。
何でもキャバクラ遊びは今までしたことがなかったそうです。そればかりか、今まで彼女もなく、女性とは手も繋いだことがないというのです。そんな彼が飲みながら私の胸をチラチラ見ていたのを気付いてました。
長年、独りで寂しかった人なんだなって思ったらその視線も許せちゃいました。川崎に一軒家を購入して一人暮らししていることやお仕事、趣味の釣りの話など色々話してくれました。
その後、アフターで焼き肉屋さんに行き、店を出ると、彼は「よかったらうちに来ませんか?」と私を誘うのです。普通なら絶対断るのに…なぜか私、彼の寂しそうな視線に負け、ついて行ってしまったんです。
タクシーで彼の家に着くと、彼はお茶などを入れてくれ、普段自炊などの家事をしっかりこなしていることを話してくれました。
そしてパジャマ代わりに自分のワイシャツを貸してくれ寝室に案内してくれました。自分はリビングのソファに寝ると言いました。
私はすっかり眠くなり、ウトウトしてしまいました。しかし、ふと気付くと、彼が私の体を触っていたのです。しかも、童貞のはずなのにスッゴいテクニシャン。
彼は言葉遣いも何もかも豹変していて、私は恐怖のあまり、声も出せず無理やり犯されそうになりました。
何とか最後の一線だけは守りましたが、汚らわしい手に触れられたことはものすごい屈辱です。
これまでの彼の話は全てが嘘でした。彼はバツ2で風俗通いが好き、今まで何度となく同じ戦法でキャバ嬢もゲットしてきたそうです。こんな男に騙されるなんて悔しい〜。
ウブな男と思ってつい気を許してしまった私もバカでした。私にとって一生の汚点です。