かつて、くり〜むしちゅうの有田哲平が主催した「しゃくれ会」、スピードワゴンの井戸田潤の「魁 男塾」などは現在、姿を消したという。
「もっとも合コン好きのこの2人は、若手芸人に頼んでは、いまだにあちこちの合コンに顔を出していますが…」(放送作家)
こんな状況下で唯一、生き残り、隆盛を保っているのが「タムラ倶楽部」なのだ。
「現在も週に1度は開催され、多いときは2〜3度も。1日に2度開かれることも珍しくない。ペナルティーのワッキー、庄司智春、ニブンノゴ!森本、じゃぴょん桑折らがメンバーで、順繰りで回ってくる幹事になると必ず合コンを主催しなければならない。でないと、メンバーから外されてしまう。有田や井戸田も参加を申し出ているといいます」(同)
「タムラ倶楽部」がここまで勢いがあるのはメンバーになりたい芸人が後を絶たないかららしい。人気の秘密は「合コンに参加すれば100%の確率で彼女ができるからです」(同)という。
「メンバーの庄司は、この合コンで知り合ったミキティーと交際するようになった。名誉メンバーとなっているインパルスの堤下、劇団ひとりもこの会で彼女をゲットした。参加する女性の多くが芸能人や業界関係者。だから安心して口説ける」(お笑い関係者)
なんでも、この「タムラ倶楽部」には、会長の淳が提唱する三大“家訓”があるらしい。
「(1)ターゲットは必ずケナせ。そしてその日の内にメールでフォローすること。(2)次回、番組で出会ったら一度は無視するが、必ず帰り際に食事に誘うこと。(3)デートは必ず車を使い、シチュエーションゲームでキスをする。例えば次の信号が赤になればキスと言った感じのような」(同)
メンバーは合コン参加前に必ず敦の前でこの家訓を唱和させられているそうだが、「これまで数多くのいい女と浮名を流した敦さんが言うだけに、説得力があるんです」(同)と、この家訓は淳秘伝の女を落とす方法と言えそうだ。
もちろん淳本人はこの家訓を守り続け、恋の全勝記録を更新中という。