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ラジオ番組の内容が原因? 大竹まこと長女逮捕で陰謀論飛び交う

 大竹まことの長女が大麻所持で逮捕された件で、陰謀論が飛び交っている。レギュラーを務める『大竹まことゴールデンラジオ!』(文化放送)が、安倍政権批判を展開しているため、長女の逮捕により番組つぶしが画策されたというものだ。

 大竹は2月1日の番組内で謝罪。降板の可能性にも言及した。しかし、文化放送は2日以降も大竹の出演を発表している。

 「『ゴールデンラジオ』は2007年にスタートした平日午後の帯番組です。毎日日替わりの女性パートナーとともに、ニュース、中継、ゲストコーナーなどで構成されています。経済アナリストの森永卓郎、経済学者の金子勝、作家の室井佑月など安倍政権に批判的な人物が定期的に出演しているのは確かですが、すべての内容がそれではなく、基本はバラエティ番組といえるでしょう」(ラジオ業界関係者)

 さらに、『ゴールデンラジオ』は人気番組といっても、ラジオメディア自体の規模はとても小さい。

 「ラジオには、テレビ番組の視聴率にあたる聴取率があります。『ゴールデンラジオ』は、番組開始当初は同時間帯トップの聴取率を獲得する人気番組でしたが、近年は数字が落ち込んでいます。最盛期でも聴取率は1%程度と見られますが、これは100人のうち1人が聴いているかどうかという数字です。もちろん、Podcast配信やradikoのタイムフリー機能などで聴いている人もいるかもしれませんが、テレビのニュース番組などに比べれば影響力は微々たるものでしょう」(前出・同)

 人は見たいものしか見ず、信じたいものしか信じない。なんでも陰謀論に結びつけてしまうのは考えものであろう。

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