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蒲郡ナイター「SG第13回オーシャンカップ」 作間章 本日12Rは1日早い勝負駆け

 23日、シリーズ2日目を消化した蒲郡ナイター「SG第13回オーシャンカップ」。ここにきて湯川浩司が連勝、魚谷智之も初勝利をマーク。初日ドリームを走った主力が、全体的に成績をまとめてきた。きょう3日目は、1日早い勝負駆けに注目したい。

 暑い!記者席に置いてあるペットボトルが、みるみる消費されていく。それでもピットで見る選手のほとんどは長袖着用で、体調面、特に体重を考えると、我らのようにガブガブ水分を採ることはない。「大変だねえ」。思わず12R1回乗り、長い待ち時間の室田泰に声をかけた。彼は初日2走を(1)(3)とまとめて、この日の番組を迎えていた。伸びのよさが特長だ。久しぶりのSG競走で健闘している。
 「SGといっても、記念とメンバーは変わりませんからね」
 これまでSGは、3年前にオーシャン、チャレンジ、賞金王シリーズと走っただけだが、69期生はベテランの部類。もとよりここにいること自体が実力だ。エンジン負けさえしなければ、そこそこには戦える。
 SG競走でオーシャンカップは、GI競走における得点を選出基準にしている。そこでGI以上のタイトルを持たない選手が、今節には9人。この室田のほかには、馬袋義、深川真、林美憲、鎌田義、飯山泰、横沢剛、作間章、出畑孝らだが、実績では劣っても、鎌田や深川、関東では最近の作間には格落ち感はない。
 「後半は差し場がなかっただけで、変わりなくいいですよ。試運転から伸びるアシで、実戦での回りアシも来ている。夜になってのセッティングも大丈夫です」
 (1)(2)のあと6着と大敗した作間だが、気配面の心配はない。着順を落としたことによって、気持ちに喝が入ったと考えたい。予選は残り2走、おそらく最後は6枠だ。ならばきょう3日目12Rは1日早い勝負駆けとなる。強敵揃いも2号艇なら勝ち負けになる。

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