さわやかなタイトルとは裏腹に、性的好奇心を刺激するストーリーが展開する。舞台は本州から南に離れた孤島。ふもとから続く石段を登った高台に、主人公の星野航らが通う学園がある。もう一つの高台には、旧校舎を改装した学生寮「つぐみ寮」。島の産業はさびれ、生徒数は減少の一途。そんななか星野は美少女らに囲まれて寮生活を送っており、住民から“ハーレム”とウワサされている。
関係者によると、人気の秘密は、美少女キャラがしっかりしていることという。たとえばミニモニ系のAカップ1年生藤村静は、星野と一緒に風呂に入る甘えん坊。担任教師で寮長でもある桐島沙衣里は、どこか頼りないが友達感覚で話せる存在だ。Eカップ生徒会長は表と裏の顔を使い分け、男子生徒を完全に掌握。やたらと巨乳キャラばかりが登場するご都合主義的ゲームと異なり、微妙なラインでリアリティーを演出している。
東京ゲームショウの同社ブースでは、これら登場人物のコスプレコンパニオンが大人気だった。
気弱な羽山海己に扮した小夏ミナトさん(21)は「タイトルの青空色の制服がかわいいでしょ? ゲームに出てくる女の子はみんなかわいいし性格もいいんですよ。海己はおっとりしていて不思議系の女の子なんですけど、本当の私は元気っ子なので正反対ですかね。女性でも『萌え〜っ』とくる男女におすすめのゲームです」と話した。