前走のバーデンバーデンCは3着。3コーナーで不利を受けながら、勝負根性を発揮して内々を鋭く伸びた。休み明け2走目で復調をしっかり印象づけた。
その後は熱発でアイビスSDを自重するアクシデントがあったが、影響は最小限。「その後は順調に乗り込んだし、仕上がりは悪くない」と湯窪師はデキに自信を持っている。
追い込み一手だが、小回りの小倉も<2003>と相性がいい。「昨年は小倉で準オープンを勝っている。力は出せるでしょう。メンバーが強いし、ハンデ差もあまりないけど、終いを生かせればチャンスはあると思う」と話していた。
【最終追いVTR】太宰騎手を背に、DWコースで6F85秒9、上がり3F39秒9→12秒4。終始、馬なりだったが、キビキビしたフットワークで軽快そのもの。馬体の張りも良く、気配は前走以上だ。