豪快な差し切り勝ちを決めた桜花賞は見事だったが、それ以上に圧巻だったのがオークス。直線で大きな不利を受けながら、ひるむことなく脚を伸ばして0秒2差3着。実力は世代屈指といえる。
「気持ちの強い馬だから、カイバ食いは全然心配ない。とくに春と変わったところはないが、当時から完成度が高かったからね。秋につながるレースができれば」と藤原助手は力が入っていた。
【最終追いVTR】7月30日、10日にビッシリやられており、今朝は終いの反応を確かめる程度。ラスト1Fで鞍上が手綱を緩めると軽快な伸びを見せた。間隔はあいたが、馬体、息ともきっちりできている。