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アーティスト・ふかわりょうがついにブレーク

 坂本冬美(43)の「また君に恋してる」が4月19日付のオリコン週間シングルランキングで4位、「レコチョク」の着うたフルの週間ランキングでは、4月7日付で1位を記録。演歌歌手によるポップスという異色の楽曲が大ヒット中だ。春の珍事ともいえそうなチャートの異変はこれだけではない。お笑い芸人・ふかわりょう(35)の楽曲もヒットチャートを賑わせ、話題となっている。

 ふかわが芸人として活動するかたわら、ROCKETMAN名義で長年音楽活動をしてきたのは意外に知られていない。しかし、4月7日にリリースした「dancemusic」が、iTunesで1週間にわたり、総合チャート1位を維持。すでに1万5000ダウンロードを超え、異例の大ヒットを記録している。同曲は、ふかわの音楽活動10周年を記念した第1弾配信限定シングルだが、ここにきて突然、大ブレークした形だ。
 ようやくアーティストとしてのふかわがクローズアップされたわけだが、一体なぜ今? 音楽ライターはこう語る。「昨年、プロデュースした女性3人のユニットCOSMETICSがネットで人気を博しました。実際にいい曲だったし、それでアーティストとしてのふかわが認知されたのだと思う」
 さらに、こんな要因もあったという。
 「今回の曲はまずダンスチャートで1位になったのですが、そのニュースがヤフーのトピックスに掲載されたんです。ヤフトピの影響力は絶大ですから、結果、総合チャートでも1位となったんです」
 ヤフトピを見て、ツイッターでふかわへのの祝福つぶやきが殺到したそうだが、実はツイッター上に「ニセふかわ」がいるという。
 「ふかわ本人がラジオ番組で語っていたのですが、ツイッターにふかわの名を語っている人物がいて、仕事の関係者もそちらにフォローしていたとか。ふかわ本人は違う名前を使用さいており、そのためか、ニセモノの方が本人よりもフォロワーが多いといいます」(同)
 ふかわといえば、昨年11月、東京・青海で行ったイベントで、一部で出ていた引退説を否定し、「2010年は攻めます」と力強く宣言した。その言葉通りの活躍が今年は見られそうだ。

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