こちらの生物は1961年の夏頃にスペインのバスク山脈付近の道路に現れたという。確かにこの異様な姿は「毛深いタコ」にしか見えないがランランと輝くその目はアメリカ合衆国ウェストバージニア州の鳥型UMA「モスマン」のようにも見え、またもっと近いタイプだと深作欣二監督の特撮映画「ガンマー第3号 宇宙大作戦」に出てきた地球外生物「フローラ」に酷似している。
目撃者の話によるとこの「毛深いタコ宇宙人」は長い触手を使ってトラックドライバーと壮絶なバトルを繰り返していたという。ドライバーは積んでいたハンマーで宇宙人と交戦、見事に打ち破ったという。
この毛深いタコ型生物は宇宙人の可能性もあるが、暗闇だったため姿はよくわかっておらず一部ではビッグフットなどの猿型UMAとの誤認説もあるがどちらにしろ異様な体型の生命体が現れたということには変わりなく非常に興味深い宇宙人遭遇事件と言えるだろう。
ちなみにタコ型UMAは巨大なタコ「ルスカ」が非常に有名だが、意外と目撃例は多くなく、今回の「毛深いタコ」はかなり珍しい事例と言える。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所