だが、結果的に稲垣ら脱退組は、ジャニーズ退所がいい方向に向かっていると言えよう。当初こそ、「数年は業界から干されるのでは」という声も多かったが、彼らの人気と敏腕マネージャー飯島氏の力によって、1年で新たな地位を確立した。話題をかっさらったネット番組「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)を筆頭に、稲垣と香取は大手飲料メーカーのCMもゲット。映画「クソ野郎と美しき世界」の公開が決定している。2018年も3人の仕事はより充実していくといえるだろう。
となると、気になるのは、事務所に残った木村と中居の今後だ。
「木村さんはこれまでに言われていた通り、ジャニーズ事務所内で地位を確立していく方向だと思います。しかし、中居さんは遅かれ早かれ事務所を出て行くともっぱらの噂です。中居さんが事務所に残ったのは、“退所組を守るため”とも言われていましたが、現在、退所した3人にそこまで強力な圧力がかかっていないのは、中居さんが事務所で大きな壁となっているからでしょう。事務所内ではある意味、木村さんよりも存在感があるという関係者もいます」(芸能関係者)
実際、中居が事務所と取り交わしている契約は2018年の9月まで。その契約が終了したら、稲垣らのもとに合流する可能性もある。
「そもそも、稲垣さんたちは、中居さんの想いを理解していて、“待っているから”というつもりで事務所を去っていった。そして、中居さんも2018年には合流をする準備をしていたと思います。しかし、自身がMCを務める『中居正広のミになる図書館』がゴールデンに移行するなど仕事も順調です。今は、他の共演者たちのことも考えてジャニーズ退所は慎重になっていると思います」(前出・関係者)
2018年も彼らから目が離せそうにない…。